交通事故に強い弁護士とは？選び方を解説

突然の交通事故に遭ったときに、冷静に判断できる人はそんなに多くはないはずです。

どこから手をつけてどのように問題を解決すればいいのか、まずは専門家である弁護士へ相談したいところです。

しかし、いざ弁護士を探すとなると、いったいどこにポイントをおいて探せばいいのでしょうか。

安心して任せられる、交通事故に強い弁護士の選び方について解説いたします。

交通事故に強い弁護士を選ぶべき理由とは

弁護士が抱える案件には、交通事故、債務整理、相続、刑事事件、離婚などさまざまなものがあります。

今までの経験から特に交通事故に強い、離婚問題に強いなどそれぞれ得意分野があります。

交通事故の案件には交通事故に強い弁護士を選ぶのが当然と言えるでしょう。

交通事故に強い弁護士の特徴

交通事故に強い弁護士の特徴は次の通りです。

• 交通事故を解決した実績数が多い
• 医学的な知識がある
• 適正な過失割合を出すことができる
• 交通事故における裁判にも慣れている
• 弁護士費用が明快

ただ知識があるだけというのではなく、経験が豊富で解決の実績によって判断することが交通事故に強い弁護士を見つける大きなポイントです。

交通事故を解決した実績数が多い

交通事故の案件を多く取り扱ってきたことにより、弁護士として経験が豊富なのは心強いです。

また実績数が多いということは、問題解決のノウハウが十分に整っているということが期待できます。

医学的な知識がある

弁護士に医学的な知識があると、事故による怪我にも適切な対応をすることができます。

特に後述の後遺障害認定を受けるためには、弁護士としての知識や経験に加えて専門的な医学の知識も必要になってきます。

適正な過失割合で交渉ができる

交通事故の損害賠償額は過失割合によって決定がされます。

過失割合は過去の判例をもとに保険会社の担当者同士で話し合って決定します。

その割合が相手方優位にすすめられることのないよう、交通事故に強い弁護士なら適正に対応することができるのです。

保険会社としても経験豊富な弁護士相手では強気には出られません。

弁護士費用が明快

弁護士を利用することに慣れていない人にとっては、弁護士費用は大きな不安要素の1つです。

交通事故の解決にむけていったいどのくらいの費用がかかってしまうのか、請求書が届くまでわからないとなると気が気ではないはずです。

弁護士費用を明快に提示してくれる弁護士であれば、その後の問題解決においても信頼性が高く何より安心して任せることができます。

交通事故に強い弁護士を探す方法

交通事故に強い弁護士といっても、どうやって探せばいいのでしょうか。

現在はインターネットで探す方法が一般的となっています。

インターネットの活用

インターネットを活用するのは一番手っ取り早いと言えます。

口コミなどで評判もすぐにわかりますし、自分の都合のいい空いた時間で探すことができます。

WEB記事などを読んで交通事故の取り扱いが多い弁護士事務所を検討されるといいでしょう。

交通事故に強い弁護士の選び方

候補先をいくつか挙げたら、次は実際に相談をしに行くことをおすすめします。

弁護士の無料相談のところでもお伝えしましたが、初回は無料で相談を受け付けている弁護士事務所も多くあります。

実際に弁護士と会って話しをすることで発見できることはたくさんあります。

親身になって話を聞いてくれる弁護士かどうか

交通事故に強い弁護士は知識と経験が豊富であることは大事ですが、何より相談者に親身になって寄り添ってくれるかどうかも大事なポイントです。

ちゃんと話を聞いてくれないような横柄な弁護士だと、どんなに実績があっても信頼するのは難しいのではないでしょうか。

信頼できる弁護士かどうか

弁護士が信頼できるかどうかというのは、やはり実際に会ってみないとわかりません。

質問に対しての回答が明確でわかりやすいか、意向を理解してくれているかなど信頼できる弁護士であるかどうかの確認をしておくことが大事です。

弁護士特約の積極的活用

自動車保険の任意保険には「弁護士特約」を付けることができます。

弁護士特約というのは交通事故が発生したときに弁護士を付けることのできる特約です。

最大300万円までは弁護士費用の補償を行っている保険会社がほとんどです。

些細な事故でも利用することはできますし、弁護士も自分で選ぶことができます。

積極的な活用をおすすめします。

まとめ

交通事故に強い弁護士とは、交通事故における知識や経験が豊富で実績の伴った人物であることがわかりました。

そして実際に会ってその人となりを知ることで、お互いの信頼関係が築かれるのです。

交通事故に強い弁護士は、これまで多くの相談者に信頼されてきた証の上に成り立っているということなのかも知れません。

交通事故に遭われた際には、お早めに弁護士に相談されることをおすすめします。