不動産相続

不動産は現金と異なり、単純に分割することができないため、相続の際にもめてしまうことが多いです。

そのため、不動産相続にあたり、専門家に相談することを考える方もいらっしゃると思います。
この記事では、不動産相続を弁護士に相談するメリットについてご説明します。

①複数の分割方法を比較・検討してもらえる
不動産に関する相続トラブルを弁護士に相談するメリットとして、第三者的な立場からどのような分割方法を行えば適切なのかについてのアドバイスを受けられることがあげられます。
不動産の遺産分割の方法には、現物分割・代償分割・換価分割があります。
弁護士に相談すれば、それぞれの分割方法のメリット・デメリットを比較し、お客様のニーズに合った分割方法についてしっかりとアドバイスを受けることができます。

②遺産分割協議における交渉を依頼できる
遺産分割協議は利害が絡むため、複雑化することが多いです。
弁護士が仲介役を務め、法的な視点、客観的な視点から仲裁をすることで、円満・迅速な協議が行えるというメリットがあります。

以上が不動産相続に際し弁護士に相談するメリットです。

また不動産相続では税金に関しても注意が必要です。

①相続
土地に関する相続税は、路線価方式と倍率方式という方法をもとに、家屋の相続税は、固定資産税評価額をもとに算出されます。

この際の不動産評価額を適切に算定することにより、不動産に関する相続税を抑えることができます。

この不動産評価額の算定の際に専門家への相談を検討するとよいでしょう。

②生前贈与
生前贈与の際には、しっかりと贈与後のこともシミュレーションしておく必要があります。間違った生前贈与をしてしまうとかえって税金を多くおさめることになってしまうからです。生前贈与の際には、このシミュレーションの面でも専門家に相談するのが良いでしょう。

静岡法律事務所では、静岡県の皆様から相続についてのご相談を承っております。相続についてお悩みの方は静岡法律事務所までお気軽にご相談ください。