闇金被害

闇金とは、違法な貸付業務を行う業者のことです。
具体的には、財務局や都道府県に届け出をせずに、法外な金利で貸付を行っています。
年利20％を超える金利での貸付や、貸金業登録をせずに貸付業務を行っている闇金は、違法とされており、刑事罰の対象になります。
ここでは、闇金被害についてご紹介します。

■闇金の貸付金利について
利息制限法と出資法によって、貸金業者の金利の上限は定められています。
具体的には、利息制限法では、10万円未満の場合は20％、10万円以上100万円未満の場合は18％、100万円以上の場合は15％、出資法では一律20％と定められています。
この法律に違反すると、利息は無効となり、行政処分の対象となります。

■闇金の手口について
貸付以外にも、闇金は法律に違反している場合があります。
具体的には、取り立ての方法です。
取り立て行為は、貸金業法で定められており、自宅等に直接押し掛けることや、しつこく取り立ての連絡を入れること、恫喝することなどは取り立て行為の規制に反します。
そのため、取り立て方法も闇金業者であるかの判断材料になります。

■闇金被害への対応
次は、上記のような特徴を持つ闇金への対応についてです。
まずは、返済義務がないので、利息だけでなく元本についても、返済しないという対応が必要です。
そして、弁護士の対応として、闇金業者に支払った金銭の返還請求を行います。
他にも、闇金業者は法律に違反していることから、刑事告訴・告発や行政指導申告と言った対応を行います。

以上が、闇金被害についての説明になります。

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